【埼玉県立近代美術館】埼玉県民に親しまれる作品に「アニエールの河岸」

埼玉県立近代美術館 シニャック

埼玉県立近代美術館

埼玉県民に親しまれ、愛される作品に 新収蔵品、ポール・シニャック《アニエールの河岸》を公開

埼玉県立近代美術館は今年度、フランスの新印象派を代表する画家、ポール・シニャック(1863~1935年)の作品《アニエールの河岸》を購入しました。

建畠晢(たてはなあきら)館長は「美術館は時間をかけて大きな買い物をしました。《アニエールの河岸》はシニャックが『印象派』を乗り越えようと意気込んだ作品。この歴史的価値のある作品を、多くの埼玉県民のみなさんに親しんでいただきたい。また、このような機会を継続的に繋げていきたいです。」と期待を述べました。

アニエールはシニャックが青年期に住んでいたセーヌ河岸の街で、スーラやゴッホも制作した場所。本作品は、モネなどを輩出した「新印象派」の第8回展にシニャックが出品した1点でもある特別な作品です。

1月12日(土)から「MOMASコレクション第4期」にて公開します。

シニャック 埼玉県立近代美術館

ポール・シニャック《アニエールの河岸》。約3億円で購入。

「MOMASコレクション」は、埼玉県立近代美術館の収蔵作品を中心とした展示プログラム。新しい試みに取り組み、特別なプログラムを交えた展示を年4回に分けて行っています。

ポール・シニャック《アニエールの河岸》の他、モーリス・ユトリロなどの西洋や日本の近代絵画、浦和ゆかりの画家、瑛九の最重要作品《田園》を暗室で特別に展示します。

埼玉県立近代美術館 瑛九 田園

瑛九の《田園》を暗室で展示。鑑賞者が光をコントロールできる。「絵を感じる」ためのユニークな展示。

アニエールの河岸 埼玉県立近代美術館

歴史的な作品を日本で初めて公開。

MOMASコレクション

  • 埼玉県立近代美術館 1階展示室
  • 2019年1月12日(土)~4月14日(日)
  • 休館日:月曜日(ただし、1月14日、2月11日は開館)
  • 観覧料:一般200円
  • http://www.pref.spec.ed.jp/momas/

 

詩人、美術評論家でもある埼玉県立近代美術館館長・建畠晢(たてはな・あきら)氏を取材

 

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