「奇想の絵師 歌川国芳」うらわ美術館

政令指定都市移行・区制施行20周年

奇想の絵師

歌川国芳

2023年4月22日(土)~6月18日(日)

浮世絵師の中でも屈指の人気を誇る歌川国芳。関連展示では うらわ美術館のコレクションから木版画作品を厳選、無料公開

(作品上《八犬伝之内芳流閣》天保11(1840)年)

《二十四孝童子鑑 郭巨》天保14-弘化元(1843-44)年頃

歌川国芳(寛政9-文久元年/1797-1861年)は、「豊国にかほ(似顔) 国芳むしや(武者) 広重めいしよ(名所)」(『江戸寿那古細撰記』、嘉永6年/1853年)という言葉のとおり、幕末浮世絵界の人気を分けあった歌川派三人(広重、国貞(三代目豊国)、国芳)の一人です。

《国芳もやう正札附現金男 野晒悟助》弘化元-2(1844-45)年頃

斬新かつ豊かなアイデアを次々と出し続けた国芳は、当時の浮世絵界を活性化させただけではなく、劇画のルーツとも言われるなど、後世にも多大な影響を及ぼしました。

《猫の当字 ふぐ》天保末(1841-43年)頃

そんな国芳に対する近年の再評価は特に目覚ましいものがあります。本展は、国芳の代表作をはじめ、戯画、洋風の風景画、貴重な肉筆画など約160点の作品をとおして、その多彩で変化に富んだ画業を紹介するものです。

《朝比奈小人嶋遊》弘化4-嘉永5 (1847-52) 年頃

併せて、関連展示ではうらわ美術館コレクションから、木版画による作品を紹介します。国芳の浮世絵の世界と合わせて、木版画の広がりをお楽しみ下さい。

《当盛風俗好》天保3(1832)年頃

 

政令指定都市移行・区制施行20周年
奇想の絵師 歌川国芳

  • 会期:2023年4月22日(土)~6月18日(日)
  • 休館日:月曜日(5月1日は開館)
  • 開館時間:午前10時~午後5時、金・土曜日のみ~午後8時(入場は閉館30分前まで)
  • 会場:うらわ美術館 ギャラリーA・B・C
  • 観覧料:一般 620円 ほか
  • 問い合わせ:電話 048-827-3215
  • ホームぺージ:https://www.city.saitama.jp/urawa-art-museum/

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