写真家 浅田政志さん
新・大宮区役所を舞台に“家族”を撮る
2019年5月6日
大宮区役所新庁舎内で「ヨーイ、ドン」と駆け出す家族に、手をつないで隣の氷川参道を歩く家族…、その一瞬をとらえた写真には、どれも笑顔があふれる。
これらは新庁舎オープン前日の5月6日、市民が主体となって開催した「完成祭」で撮られたものだ。
撮影を担当したのは写真家・浅田政志さん。約2000人によるテープカットのあと、飛ばした風船に彩られる新庁舎や、訪れた約30組の家族の一コマをカメラに収めた。
浅田さんは、自分の家族を被写体にしたユニークな写真集『浅田家』で知られている。
2020年には、その写真集を実写化した映画が公開される。2009年に「写真界の芥川賞」と呼ばれる木村伊兵衛写真賞を受賞。雑誌・企業広告、写真集、展覧会など精力的に活動している。
浅田さんは、2017年に新庁舎の起工式に合わせて行われた、市民参加型イベント「地固め祭」でも撮影を担当した。
「大宮は温かい人が多くて、自分自身も楽しみながら撮影することができました。写真家の世界には〝定年〟がないので、伝わる写真を長く撮り続けていきたいです」と笑顔で話した。
浅田政志 http://www.asadamasashi.com/
「完成祭」にて浅田さんが撮影した写真です ↓
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