桃源郷通行許可証
埼玉県立近代美術館
現代作家×MOMAS コレクション! 幅広い世代、ジャンルの6名の作家が新作・近作を中心に作品を出品。同館コレクション等と組み合わせた展示空間を構成
2022年10月22 日(土)ー 2023年1月29日(日)
桃源郷は、中国の詩人・陶淵明が記した物語「桃花源記」に由来する、理想と平和の土地です。「桃花源記」では、武陵に暮らすある漁師が舟を漕ぐうちに、林の奥の桃源郷へとたどり着きます。そこは、世俗とは隔絶された穏やかな時間が流れる美しい世界でした。
(作品上 松井智惠《青蓮丸、西へ》(部分)2018年、作家蔵 ©Chie Matsui, Courtesy of MEM)
古今東西の芸術作品を鑑賞するということは、私たちが今立つ地点から遠く離れた時間や空間を経験するということでもあります。現実の奥深くに、現在の時空間から解放された「桃源郷」があるとすれば、芸術作品は「桃源郷」への扉を開くための「通行許可証」のようなものであるといえるでしょう。
*展覧会タイトル「桃源郷通行許可証」は出品作家・松井智惠の作品に由来しています。
日常と非日常の裂け目から目に見えないものを想像したり、別の世界を経験したりすること。私たちが様々な時空間を自在に行き来することを願うとき、芸術作品は多くの示唆を与えてくれます。
「桃源郷通行許可証」は、多様な時代、ジャンルの作品と埼玉県立近代美術館のコレクションとの遭遇を通じて、時空を超えた芸術作品の魅力を探る展覧会です。
展示の中心となるのは、絵画、写真、ドローイング、インスタレーションなど、それぞれの手法を用いて、日常や現実のはざまに潜在する事象を繊細に掬い取る6名の作家の作品と、同館コレクションとが出会うことで生まれる空間です。
様々な角度から構成される本展覧会は、コレクションに新たな光を当てるとともに、幅広い世代の作家たちの現在地に立ち会う機会となるでしょう。
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マン・レイ《レイヨグラフ》1921-22年頃(1963年プリント)、埼玉県立近代美術館蔵©MAN RAY 2015 TRUST/ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2022 X0089
また、会期中、出品作家と多彩なゲストを招きアーティスト・トークなど、関連イベントを実施予定です。詳細は、埼玉県立近代美術館ホームページでお知らせします。
「桃源郷通行許可証」埼玉県立近代美術館
- 会期:2022年10月22 日(土)- 2023年1月29 日(日)※会期中一部作品の展示替あり
[前期:12月4日(日)まで 後期:12月6日(火)から] - 休館日:月曜日(11月14日、1月9日は開館)、12月26日(月)- 1月3日(火)
- 開館時間:午前 10時-午後5時30分(展示室の入場は午後5時まで)
- 観覧料:一般 1,200円 など
- 問い合わせ:電話 048-824-0111
- ホームぺージ:https://pref.spec.ed.jp/momas/
※掲載画像の無断転載・複製を一切禁じます
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