利休が愛した名碗が揃う「茶碗の中の宇宙 樂家一子相伝の芸術」

 

十五代 樂吉左衞門 私が生きている間に二度とこれほどの規模の展覧会は開催できない

「十五代 樂吉左衞門の世界」の前で

 

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三代道入
黒樂茶碗 銘 青山
重要文化財 樂美術館蔵

 

茶碗の中の宇宙 樂家一子相伝の芸術

東京国立近代美術館

 

茶碗の中の宇宙とは、全ての装飾や美しい形を捨て、手捏ねによる成形でさらに土を削ぎ落としながら造形を完成させていった茶碗を用い、その茶碗によって引き起こされる無限の世界、正しく宇宙のように果てしなく広い有機的空間のことと捉えています。

本展では、現代からの視点で歴代の「今―現代」を見ることにより一子相伝の中の現代性を考察するものです。正しく伝統や伝承ではない不連続の連続によって生み出された樂焼の芸術を堪能する事ができます。

 

ロサンゼルス・カウンティ美術館、サンクトペテルブルク・エルミタージュ美術館、モスクワ・プーシキン美術館で開催され約19万人を動員。好評を博した展覧会が、さらに充実度を増し凱旋します。千利休が愛した初代長次郎の黒樂茶碗「大黒」をはじめ、歴代の重要文化財のほとんどを一挙公開。よりすぐりの作品も出品されます。

 

2017年3月14日(火)ー5月21日(日)

会場:東京国立近代美術館

東京都千代田区北の丸公園3-1

休館日:月曜日・3月21日(火)(ただし、3月20日(月・祝)、3月27日(月)、4月3日(月)、5月1日(月)は開館)

観覧料:一般1,400円

問い合わせ:TEL.03-5777-8600(ハローダイヤル)

http://raku2016-17.jp/

 

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写真撮影OKなエリア

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ふかい、ふかーい、お茶・茶碗の世界・・現代アートとも通じるところもあり、勉強になりました。音声ガイドは作品のことをわかりやすく語ってくれるのでおすすめ。ナレーションは女優の中谷美紀さんです。

 

★内覧会にて撮影しました

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