一般社団法人化をした「てらこや新都心」今年も地に足の着いた活動を進める
さいたま新都心駅から徒歩で約10分ほどにある「てらこや新都心」。
昔ながらの木造一軒家を拠点に、子どもも大人も自分の好きや得意を活かして活動できる、地域のコミュニティづくりに取り組んでいる場所です。
「カフェギャラリーてらこや新都心」を併設し、日替わりシェフのランチ&カフェが近隣の方に人気です。
昨年12月に一般社団法人化をした「てらこや新都心」代表の大場明美さんにお話を伺いました。
「活動を続けてきて、この場を長く続けたい思いができてきました。スタッフからも『てらこや新都心を続けていく体制をつくりたい』と声があがり、一般社団法人化をしました。これからも地に足の着いた活動を続けたいと思います」
ギャラリーカフェてらこや新都心の「週替わりシェフ」も現在第3期になりました。
続けていく中で、シェフ同士のミーティングの場が必要と感じ、月1回オールシェフミーティングを開き、意見交換を行っています。
日替わりシェフを終えた方は、それぞれ、課題を持って食に関する活動などを続けているそうです。
てらこや新都心を始めて今年で4年目となり、地域の大人と子どもが夕ご飯を食べる「てらこや食堂」や「てらこや文庫(まちライブラリー)」を開始。定番行事もでてきました。
「てらこや食堂は、『みんなでご飯を食べたら美味しいね』と始めました。食材の寄付もいただき、毎回たくさんの方に集っていただいています。てらこやライブラリーも当初からやりたかったことで、司書資格のある方もいらして、本を揃えているところです。
1月のもちつきイベントには延べ200名の方が来て賑わいました。2月は味噌づくり、一重の着物や浴衣を作る会も毎年行っていますね」
てらこや文庫の本は、読まなくなった本などの寄付で行っています。
「昔ながらの図書カードで借りる形にして、大人からは懐かしい!と声があがります」
「てらこや新都心で講座を受けて、講座が終わったらカフェでお茶やランチをして、参加者も提供者も、お互いが温かい気持ちになる。これを私は「循環」と呼んでいて、それが形になってきたと最近よく思います」
てらこや新都心を利用した方が、何かやってみたいという気持ちになり、動き出す姿を見るのが、本当にうれしいと語る大場さん。カフェ内には、手作りの器や、雑貨などを置くスペースを取り、その方の活動を応援しています。
「今年はエディブル・スクールヤード(アメリカ始まった学校の中にキッチンを置き、子ども達が畑で栽培した野菜を調理する食から学ぶ授業)のてらこや新都心版が出来たらと思っています。小さいですが、畑もありますし、できるところからやっていきたいです」
地域とのつながりも深まり、てらこや新都心をきっかけに動き出した方も加わるなど、今年のてらこや新都心の活動も、目が離せません!
ぜひ、一度訪れてはいかがですか?
週替わりシェフのHerbal MOMO(ハーバルモモ)園藤祐子さん。
「薬草すうぷ屋第1期からシェフを務めている。この日の白野菜のスープとランチプレートは美味しくて、心も身体も温まりました。https://www.herbalmomo.com/
てらこや新都心
- http://terakoya-labo.org/
- さいたま市大宮区北袋町1丁目285
- TEL 048-627-2411
コメントを残す