日本美術院再興100年 特別展「世紀の日本画」 http://www.nichibisai.jp/
東京都美術館 日本美術院再興100年 特別展「世紀の日本画」内覧会へ行ってきました!
岡倉天心が設立した日本美術院の再興100周年を記念し、日本美術院の歴史を前史から、現在に至るおよそ130年の活動を振り返る。狩野芳崖、横山大観、小林古径、安田靫彦、平山郁夫といった近代日本画の巨匠たちの代表作約120点が揃う、近代日本画・美の傑作選。
重要文化財6点を含む文字どおり「世紀の日本画」展です。
右のペルシャ猫の絵に一目ぼれです。ひまでゆっくりした日を閑日(かんじつ)とゆうそうです。
奥村土牛 閑日
第3章 歴史をつなぐ、信仰を尊ぶ 平山郁夫 祇園精舎
仏教画の達人?平山郁夫作。釈迦と弟子達。美しいシルエットのような姿が神々しく、幻想的です。
この章は、神社仏閣好きな私としてはシンパシーを感じる作品がいくつかありました。
福井爽人 古陽
第5章 風景の中で 村上裕二 市
「過ぎた時間を振り返るのは好きではありませんが、〈市〉を描いた当時の自分は今でも好きです」という作者のコメントが好きです。
荘司福 風化の柵
一見、抽象的な作品に見えますが、朽ち果てていく仏像の姿だそうです。
破損した仏像の裏に、作った人の気持ちが強く伝わってきて描く動機になったと。
速水御舟 京の舞妓
舞妓をあまり美しく描かれていないところに、作者の意志や決意が見られます。振袖の絞りの模様など、細密描写は見事です。
以上、私の勝手な感想でした 笑 開催期間は前期、後期があります。
是非「本物」をご覧になって下さい!
東京都美術館 日本美術院再興100年 特別展「世紀の日本画」
◎【前期】1月25日(土)~2月25日(火)【後期】3月1日(土)~4月1日(火)
◎一般1,200円
◎休館日 月曜日(ただし2月24日(月)、3月31日(月)は開室)、2月26日(水)~28日(金)
◎問い合わせ 03-5777-8600 (ハローダイヤル)
アート日和。3月のような暖かさ。上野公園は歩いて気持ちが良かったです。
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