詩人・大木実と大宮詩人会とコラボレーション。顕彰していかなければならない詩人 さいたま文学館で

詩人 大木実 大宮詩人会 さいたま文学館

詩人・大木実と大宮詩人会とのコラボレーション

リレートーク「生誕110年 大木実が私たちに残したもの」さいたま文学館ホール

4月26日(水)~6月4日(日)まで、さいたま文学館ホールにて「大木実 暮らしの詩情」が開催されています。

身の回りの出来事や情景を味わい深い言葉で綴った作風が特徴の詩人・大木実(1913~1996)。東京の下町に生まれた大木実は、10代の半ばから詩を書き始め、やがて『四季』の詩人の一人として全国的にその名が知られるようになりました。

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さいたま文学館 企画展「大木実 暮らしの詩情」の様子

太平洋戦争後は縁あって大宮に移り住み、大宮市役所に勤めながら多くの作品を世に送り出しました。大宮市を退職した後は鴻巣に転居して詩を書き続け、詩集『柴の折戸』で現代詩人賞を受賞しました。

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こうした詩作の活動と並行し、埼玉詩人会や大宮詩人会といった団体の立ち上げや運営にも関わり、顧問も務めました。また、埼玉文芸賞の選考委員や『文芸埼玉』の編集委員などの役職を歴任し、埼玉県における詩の育成にも大いに力を尽くしてきました。

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5月13日(土)さいたま文学館ホールにて、大木実が設立に関わり、亡くなるまで顧問を務めた大宮詩人会との連携によるリレートーク「生誕110年 大木実が私たちに残したもの」が行われました。大宮詩人会の会員らが大木実の詩を朗読し、さまざまな視点から魅力を語りました。

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(リレートークの登壇者 大宮詩人会の秋田芳子さん、植原まつみさん、三宮昭一さん、ふくもりいくこさん、宮澤新樹さん。司会 宮澤鏡一さん まとめ:新井良和さん)

「埼玉県内各地域の詩も書き、地域の文化振興にも貢献した。文学史に残る詩人であり、大宮や埼玉県で顕彰していかなければならない詩人の一人だと思う」と大宮詩人会の宮澤新樹さん。

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企画展「大木実 暮らしの詩情」は6月4日(日)まで開催中です。

企画展「大木実 暮らしの詩情」
  • 会期:2023年4月26日(水)~6月4日(日)
  • 会場:さいたま文学館
  • 休館日:月曜日
  • 観覧時間:10:00~17:30(ただし観覧受付は17:00まで)
  • 観覧料:一般210円 など
  • 問い合わせ:電話 048-789-1515
  • ホームぺージ:http://www.saitama-bungakukan.org/
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桶川市にあるさいたま文学館

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