環境活動家露木志奈さんがSDGsについて講演。さいたまスーパーアリーナ展示ホールで

10月15日、さいたまスーパーアリーナ展示ホールにて、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標「SDGs」についての講演会が行われ、環境活動家露木志奈(しいな)さんが、地球温暖化による気候変動などをお話しました。主催は大宮区に本社を持つ毎日興業株式会社です。

さいたまスーパーアリーナ展示ホールにて

講師の露木さんは横浜市出身、2001年生まれの21歳。「世界一エコな学校」と言われる、インドネシアの「グリーンスクール　バリ」で環境について学び、高校卒業後は気候変動枠組条約締約国会議に参加し、2019年、慶應義塾大学に入学。

化粧品で肌が荒れてしまった妹のために、環境と肌に優しいコスメブランドも立ち上げました。現在は大学を休学し、全国の小中高学校で環境講演を行っています。

露木さんは100名ほどの参加者の前で、世界の気候変動の動きや原因、今の地球に何が起きているのか、CO2吸収源などをお話しました。

「気候変動防止についてどう行動したらいいか」という参加者の質問に露木さんは「私は人が好きだから、人に会って、こうやって講演会を行って伝えている。好きや得意な分野で行動してみては。また（すぐにできる事として）日本の食品ロスの半分は家庭から出ている。食品ロスにならないように工夫してみて」と笑顔で答えました。