さいたま市岩槻人形博物館
御所人形―輝く肌の魅力
2021年7月17日(土)~8月29日(日)
ふっくらと肥え、照り輝くような白い肌をした御所人形は、当時の人々が抱いた理想的な子供の姿です。
今ほど科学医療が発達していない時代、生命力にあふれた健康的な童子の姿は、麗しく、めでたいものでした。その姿を表した御所人形は、吉祥と子孫繁栄のシンボルとして、宮中や公家、大名や武家など、上層の人々の間で贈答品として重用されたのです。
本展では御所人形によく似た裸嵯峨、愛らしい腹掛け姿や見立の趣向が凝らされた童子、からくりや三ツ折の仕掛けがある御所人形、御所人形への憧れが反映された土人形、近代の創作人形作家による洗練された御所人形など、様々な種類の御所人形を紹介します。
(作品上: 御所人形 三ツ折 男子 江戸時代)
企画展「御所人形―輝く肌の魅力」
- 会期:2021年7月17日(土)~2021年8月29日(日)
- 会場:さいたま市岩槻人形博物館
- 開館時間:午前9時~午後5時※入館は閉館時刻の30分前まで
- 休館日:月曜日 ※8月9日(月・休)は開館
- 観覧料:一般 300円 ほか
- 問い合わせ:電話 048-749-0222(さいたま市岩槻人形博物館)
- ホームぺージ:https://ningyo-muse.jp/
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