「描かれた雛祭り ~にんぱくの浮世絵コレクション~」岩槻人形博物館

描かれた雛祭り ~にんぱくの浮世絵コレクション~

さいたま市岩槻人形博物館

2023年1月28日(土)~3月19日(日)

岩槻人形博物館では、人形のほか、より深く人形と人形周辺の文化を知るために、人形が描かれた絵画等も収集しています。特に浮世絵は、観賞としての美しさはもとより、生活に根付き、当時の人々の暮らしのなかにある人形を知る手掛かりとしても、重要な資料です。

(作品上 歌川国貞(三代豊国) 「源氏十二ヶ月之内 弥生」 安政2年(1855) さいたま市岩槻人形博物館蔵)

落合芳幾 「花見月鄙世話事」 万延2年(1961) さいたま市岩槻人形博物館蔵

今回は、雛祭りの季節に合わせ、岩槻人形博物館が所蔵する浮世絵コレクションのなかから雛祭りや雛人形が描かれたものを選りすぐり展示します。

古今雛 江戸時代 さいたま市岩槻人形博物館蔵

雛祭りは、上巳の節句に行う女子の健やかな成長を祝う華やかな行事として江戸時代に定着し、浮世絵にもたくさん描かれました。

本展では、浮世絵と共に、描かれた雛人形と同じ様式の雛人形等も展示し、描かれた雛人形とはどのようなものであったのかを、実物と合わせて鑑賞することができます。

溪斎英泉 雛段飾り 文政後期~天保期(1824~1844)頃 さいたま市岩槻人形博物館蔵

人形と人形が描かれた浮世絵の双方をコレクションする岩槻人形博物館ならではの雛祭り。華やかな雛祭りの世界を堪能してみてはいかがでしょうか。

※ 「にんぱく」は、さいたま市岩槻人形博物館の愛称です。

企画展「描かれた雛祭り ~にんぱくの浮世絵コレクション~」
  • 会期:2023年1月28日(土)~3月19日(日)
  • 開館時間:午前9時~午後5時 ※ 入館は閉館時刻の30分前まで
  • 休館日:月曜日
  • 観覧料 :一般300円 ほか
  • 問い合わせ:電話 048-749-0222
  • ホームぺージ:https://ningyo-muse.jp/

本展会期中、着物で岩槻人形博物館に来館すると、観覧料が無料になります。[着物で岩槻]

※ 展覧会及び各イベントの予定は、都合により変更・中止になる場合があります。

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