「ジャコメッティ展」開幕
ヴァイオリニスト・川井郁子氏が書き下ろしたテーマ曲も
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ジャコメッティ展
スイスに生まれ、フランスで活躍した、20世紀のヨーロッパで最も重要な彫刻家のひとり、アルベルト・ジャコメッティ(1901-1966年)。
アフリカやオセアニアの彫刻やキュビスムへの傾倒、シュルレアリスム運動など影響を受けながら、独自のスタイルの創出へと歩み出しました。
それは、身体を線のように長く引き伸ばした、まったく新たな彫刻でした。ジャコメッティは、見ることと造ることのあいだの葛藤の先に、虚飾を取り去った人間の本質に迫ろうとしたのです。
また、日本人哲学者である矢内原伊作と交流したことでも知られ、矢内原をモデルとした制作は、ジャコメッティに多大な刺激を与えました。
本展覧会には、初期から晩年まで、彫刻、油彩、素描、版画など、選りすぐりの作品、132点が出品される予定です。
2017年6月14日(水)~9月4日(月)国立新美術館 企画展示室1E
- 休館日:火曜日
- 観覧料:一般 1,600円 ほか
- 問い合わせ 03-5777-8600(ハローダイヤル)
- 展覧会ホームページ:http://www.tbs.co.jp/giacometti2017/
開会式に演奏を披露
ヴァイオリニスト・川井郁子氏が書き下ろした新曲『流星』がテーマ曲に決定。
ジャコメッティの作品からインスピレーションを得て作曲・演奏されたテーマ曲です。
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