http://www.pref.spec.ed.jp/momas/
遠藤利克展
※プレス内覧会のため、特別に撮影しています
埼玉県立近代美術館
遠藤利克展―聖性の考古学
2017年7 月15日(土)~8 月 31 日(日)
遠藤利克は現代の日本を代表する彫刻家です。美術における物語性の復権を掲げた遠藤の作品では、舟や桶、柩(ひつぎ)などのモチーフが古(いにしえ)の文化や神話的な物語を喚起する一方、水や火などのプリミティヴな要素が、人間の生命の根源にあるエロス(生の衝動)とタナトス(死の衝動)を呼び覚まします。作品の圧倒的な大きさは身体感覚にダイレクトに働きかけ、畏怖と恍惚が、そして生と死が一体となった、より高次元の感覚へと観る者を導いていきます。それは遠藤にとって、芸術を通じて「聖なるもの」に近づくことなのです。
ドクメンタやヴェネツィア・ビエンナーレにも出品、北欧と英国で巡回展を行うなど、遠藤利克は国際的にも評価が高い彫刻家です。本展は、26年ぶりに関東で開催される大規模個展となります。2010年代に制作された作品を中心に展示構成する本展では、「聖性」と「考古学」をキーワードに遠藤利克の現在と本質に迫ります。
撮影OKのエリア。聖職者と薬療師。。となりに聖職者の作品がありますが、遠藤利克の作品「薬療師の船」と合っていますね。
下からみた図。ダイナミック!
舟や桶、柩(ひつぎ)などのモチーフにした作品が、何かいにしえの文化や神話的な物語を感じさせます。作品自体が大きいのですが、作品の質や世界観も大きいです!
ぜひ体感して下さい。
暑い毎日が続きますが、美術館の中はひんやりと涼しくて心地良いですよ。
日本を代表する彫刻家・遠藤利克の大回顧展。お見逃しなく!
2017年7 月15日(土)~8 月 31 日(日)まで
観覧料 一般 1,100円
休館日 月曜日 (7月17日は開館)
問い合わせ 048-824-0111
http://www.pref.spec.ed.jp/momas/
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