台湾在住のアーティスト 李傑(リー・キット)氏
「The voice behind me」資生堂ギャラリー
6月2日(火)から7月26日(日)まで開催中
スタッフBlog
リー・キットの個展『The voice behind me』ギャラリートークへいってきました
国内外の展覧会に数多く参加してきた、1978年に香港に生まれたリー・キットは、布や段ボールに描いた絵画や、ライトやタオルハンガーと絵画を組み合わせた作品を制作。
日常の一部を彷彿とさせる作品は、身の回りの社会や政治状況への問題意識に基づいており、2013年の『ヴェネチア・ビエンナーレ』では香港館の代表として選出され、精力的に作品を発表しているアーティストです。
不安や、孤独、呼吸などをキーワードにしたという『The voice behind me』には、『Scratching the table surface』をはじめとするこれまでの代表作数点と、テキストが書かれた布に描いた絵画や、ダンボールに描いた絵画、ギャラリーの空間に合わせた映像作品などの新作を含め、約10点が展示。
リーの作品は声高にメッセージを放つことはなくとも、洗練されたウィットを含みます。
「展覧会の空間をひとつの『絵画』にしたい」
「自分はトラブルメーカー。複雑な性格をしている」
「『偶然』の要素は大事」
「作品を作るうえで、首の真後から声が聞こえてくる。マジな話。ヘンな奴じゃないよ」
「展覧会を続けて、だんだんと自分が目指しているもの、憧れているものに近づいている」
「自分は絵描きだけど、ひとつの空間を作りたい絵描きだ」
「『絵とは、アートとは?』論じるとは空虚なことだと思う。」
「実物をご覧いただきたい。とにかく(自分の作品を)体感していただきたい」
リー・キット氏のギャラリートーク中のことばを抜粋してみました!
世界中で注目をあびるアーティストです!是非、体感しましょう。7月26日(日)まで!
資生堂ギャラリー
李傑(リー・キット)展 「The voice behind me」2015年6月2日(火)~7月26日(日)
東京都中央区銀座8-8-3 東京銀座資生堂ビル地下1階
Tel:03-3572-3901 Fax:03-3572-3951
平日 11:00~19:00 日曜・祝日 11:00~18:00
毎週月曜休(月曜日が休日にあたる7月20日も休館)
入場無料
リニューアルしました!今までの記事はこちらをご覧下さい↓
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