重要文化財 南禅寺本坊小方丈障壁画のうち群虎図 狩野探幽筆 江戸時代 17世紀 京都・南禅寺蔵 通期展示。ただし作品場面替えあり。
禅―心をかたちに―
東京国立博物館 平成館
禅宗美術に関する過去最大規模の展覧会 新たに見つかった白隠慧鶴(はくいんえかく)が描いた禅画を本展で公開!
約千五百年前、達磨(だるま)大師によってインドから中国へ伝えられたといわれる禅は、臨済義玄禅師によって広がり、やがて日本に伝えられ、天皇家や公家の帰依を受け、日本文化の形成に大きな役割を果たしてきました。
江戸時代に入ると、白隠慧鶴禅師をはじめとする高僧らにより民衆への普及が進み、現代においても禅は多くの人々の心の支えとなっています。欧米では生活スタイルに「ZEN」の思想を取り入れている人々もいます。
本展では、臨済宗・黄檗宗の各本山が所蔵する高僧の肖像や墨蹟、仏像、絵画、工芸など、国宝22件、重要文化財102件を含む、名宝の数々を一堂に集め、禅の真髄に触れる貴重な機会となるでしょう。
また、禅の文化や歴史などを僧侶がわかりやすく語る「禅トーク」や、茶道の原点「禅寺の四ツ頭茶礼(よつがしらされい)」、禅語などを書写してみる「写禅語」など、まさに禅の心を体験できるイベントも盛りだくさんです。
- 2016年10月18日(火)– 11月27日(日) *会期中展示替あり
- 休館日:月曜日
- 観覧料:一般 1,600円
- お問合せ:TEL 03-5777-8600(ハローダイヤル)
- http://www.zen.exhn.jp/
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