氷川女体神社「市指定無形民俗文化財 名越しの祓え」レポート

 

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2015年7月31日(金)

氷川女体神社 罪や穢れを祓い清める

「無形民俗文化財 名越しの祓え」

レポート

名越しの祓えとは。。。

一生に一度の心身健康、病気除災、長寿祈願の行事。人がたを用水に流し輪くぐりする、古い要素を残す民俗信仰の行事です。

女体神社の主祭神は「奇稲田姫命(くしなだひめのみこと)」。

日本神話ではヤマタノオロチの生け贄にされそうになっていたところを、須佐之男命(すさのおのみこと)に助けられて結婚したというお話です。

主祭神の奇稲田姫命は須佐之男命の妻。

大宮(大宮区)の氷川神社(主祭神:須佐之男命)を「男体社」とし、氷川女体神社は「女体社」にあたります。中山神社(見沼区)を「王子社」として、この三社でひとつの氷川神社を形成していたと考えれるそうです。

 

このような図になります ↓

(夫)氷川神社   男体社 須佐之男命

(妻)氷川女体神社 女体社 奇稲田姫命

(子)中山神社 氷王子社 大己貴命

「男体-王子-女体」、、

神様も家族がほしかったのでしょうか☆

 

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人形流し 

見沼代用水西縁の神橋の上で、神職・役員以下氏子たちが、あらかじめ息を吹きかけて自分の罪けがれをうつした人形を川面に流す参道のすぐ下にある、見沼代用水に人型を流します。

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輪くぐり

鳥居に取りつけられたマコモの輪を、「みな月の夏越しの祓えする人は千年の命のぶと言うなり」などの和歌を唱えながら8の字を書くように3度くぐり抜けます。

茅の輪をくぐることで、病気や災いを免れることができるとされています。

 

さいたま市 見沼 氷川女体神社 市指定無形民俗文化財 名越しの祓え

緑と光に包まれて、こころもからだも浄化された気分です。女神オーラを浴びました☆

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「若い世代へ伝えていきたい」氷川女体神社吉田律子宮司

 

さいたま市のキャラクター『つなが竜ヌゥ』は見沼田んぼの主の子孫です。

見沼とは「御沼」「神沼」の意であり、もとは見沼の女神を祀った神社であったと考えられ、氷川女体神社のかつての最も重要な祭祀は御船祭でした。

神社のすぐそばに氷川女体神社磐船祭祀遺跡があります。

 

氷川女体神社へお参りする時は、磐船祭祀遺跡へぜひ!

「見沼の竜神様は見沼田んぼの干拓と同時に天に昇った」

見沼と竜神ものがたり ↓
http://www1.ocn.ne.jp/~s-ryujin//densetu/ryujin-d1.html

 

さいたま市 見沼 氷川女体神社 市指定無形民俗文化財 名越しの祓え

宝物がいっぱいあります!文化財が多いことで知られ「埼玉の正倉院」とも呼ばれています。

 

武蔵国一宮 氷川女体神社 (氷川女體神社)

 

 

昨年のレポート記事です ↓

氷川女體神社 郷土の伝説 罪や穢れを祓い清める「無形民俗文化財 名越祓え 大祓祭」行ってきました!

https://acore-omiya.com/hikawanyotai/

 


リニューアルしました!今までの記事はこちらをご覧下さい ↓

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