「人形の伝道師」笛畝 さいたま市文化施設建設準備室「人形展―西澤笛畝・仙湖の愛した人形たち」

 

2014年9月12日(金)~10月19日(日)

さいたま市所蔵品展

「人形展―西澤笛畝・仙湖の愛した人形たち」

 主催:さいたま市文化施設建設準備室  会場:さいたま市大宮盆栽美術館

 

「(仮称)岩槻人形会館」の開設を進めているさいたま市では、平成18年に故西澤笛畝が収集した人形のコレクションを取得した。

笛畝は花鳥画を得意とする日本画家で、人形玩具研究家として著作も多く、日本工芸会の理事などを歴任し、人形芸術の普及に寄与した文化人だった。

本展では、笛畝とその義父で実業家、人形玩具収集家として知られた西澤仙湖について紹介し、板橋区にあった西澤邸(西澤人形玩具研究所)の陳列棚を飾った日本や海外の人形、さらに仙湖・笛畝と二代にわたって親交のあった人形作家、久保佐四郎の作品を紹介。

人形を座右に置き、生涯を人形に囲まれて過ごした仙湖と笛畝。二人が愛した多様なジャンルの人形を、古写真や文献、笛畝の描いた「人形玩具絵」とともに展覧する。

 

西澤笛畝 さいたま市所蔵品展 人形展 西澤笛畝・仙湖の愛した人形たち

「人形にあふれた西澤邸」

日本画家であった笛畝は、日本の人形や郷土玩具の収集家としても知られ、そのコレクションは日本だけでなく海外からも高い評価を受けています。

辞書や研究書の執筆、海外へ日本の人形を紹介する本も出版するなど、人形芸術の普及に尽力しました。

 

久保佐四郎作 矢の根  人形展 西澤笛畝 仙湖の愛した人形たち

「久保佐四郎作 矢の根」

歌舞伎の「矢の根」をモチーフにした作品。伝統的な人形作りは分業を前提としていて、名工があらわれた江戸時代末でも職人による工房製作の域を超えることはありませんでした。

そんな中、創作人形先駆けとしてあらわれたのが、久保佐四郎です。

 

さいたま市所蔵品展 人形展 西澤笛畝 仙湖の愛した人形たち」

 

関連イベントとして、ワークショップも実施

 

会場:さいたま市立大宮盆栽美術館 企画展示室(さいたま市北区土呂町2-24-3)

TEL 048-780-2091 http://www.bonsai-art-museum.jp/

●休館日 毎週木曜日

●入場料 大宮盆栽美術館の観覧料 一般300円

 

お問い合わせ

文化施設建設準備室 TEL 048-829-1221

さいたま市 http://www.city.saitama.jp/004/001/002/005/kita/tekihosennko.html

 

 

リニューアルしました!今までの記事はこちらをご覧下さい ↓

Acoreおおみや WEBサイト http://acore-omiya.net/

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です